子猫を選ぶ際のチェックポイント
子猫見学に行ってどのような子猫が良いか、判断に迷う場合もあると思います。
これから家族として迎え入れる事になる子猫は元気であることが一番。
私たちブリーダーの目線で、最低限のチェック項目を用意してみましたので判断材料にご活用ください。
ただし、子猫の中にはその日の体調がすぐれない子猫もいるはずです。
どうしても気に入った子猫が体調すぐれなかったり、チェック項目に当てはまってしまう場合は、ブリーダーに納得のいくまで状態を確認し、獣医師への診察や引き取りの日時などを相談してみましょう。
ブリーダーならではの対応策が得られる場合もあります。
健康な猫のチェックポイント
- ■体全体が汚れていないかどうか。
- ■目、鼻、耳の中、肛門まわりが汚れていないかどうか。
- ■いきいきした表情である。
- ■胴体や脚がしっかりしている。(猫のタイプもあるので他の子猫と比べてください。)
- ■太りすぎ・やせすぎではない。
- ■せきやくしゃみをしていない。
- ■臭くない(ただし、子猫特有のにおいがあるのでお間違えの無いように。)
- ■被毛のつやがあり、毛が抜けているところがない。
- ■よく遊ぶ子猫(子猫が眠い時はその限りではありません。)
- ■よく寝る子猫
- ■よく食べる子猫(よく食べる子猫は見た目より重いしがっしりしています。)
体 格
- ・筋肉が波立している固太りでお腹がしまっている猫。
- ・他がやせているのにお腹だけがパンパンに張っている場合は、回虫の疑い、または腫瘍、ひどい便秘などの疑い。
被 毛
- ・毛づやのよい猫を。毛が抜けていたり、パサついているのは皮膚病の疑い。
顔
- 目・・・ぱっちりと瞳が輝いている。瞬膜(目の白い膜)が出ていたり、目ヤニ、涙、充血などがないこと。
- 耳・・・耳の奥がきれい。黒くジクジクと汚れていない。耳の裏側にひっかいたような傷やかさぶたがある場合は耳ダニの疑い。特に長毛種は耳ダニがつきやすい。
- 鼻・・・適度に湿っていいる。(寝起きは乾いているのが普通)乾いていたり、くしゃみや鼻水が出ている場合は風邪や伝染病の疑い。
- 口・・・舌や歯ぐきはきれいなピンク色が健康色。赤すぎるのは熱、白すぎるのは貧血の疑い。口臭があるのは口内炎や歯周病などがあるかも。
- その他・・・舌はザラザラしているかどうか。ヒゲは、ピンとはっているかどうか。
お 尻
- 肛門付近がきれい。汚れていたり、赤くただれていたら下痢していると考えられる。
四 肢
- 太くてしっかりしている。傷やしこりがないか、歩かせてみて歩き方に異常がないかどうかを調べる。
性 格
- 短毛種は活発で、長毛種は温厚と一般的な傾向がある。触ってみてよろこべば人なつこい。
行 動
- とにかく活発でよく遊び、よく食べ、よく眠り、規則正しく便をする。動くものに興味を示すのが健康な猫。(ただし子猫が眠い場合はその限りではありません。)
体 重
- 抱き上げた時に、体のわりに重く感じる猫は、筋肉が波立しているのでよく育っている証拠です。固太りタイプがよい。
ずっと同じ行動を繰り返すとか、泣き続けているとかは要注意です。ストレスを抱えている証拠なので、ちょっと飼いなれない人には難しいかもしれません。
チェックポイントを並べてみましたが、どうでしょうか?ちょっとは参考になりましたか。せっかくのブリーダーズサイトですので子猫見学の際は、ブリーダーさんに相談されるのが最良の方法だと思います。
でも、最初にお話したように、健康であることは素晴らしいことなのですが、あえて脚の悪い猫や、慢性の病気の猫を飼う人々もおられるということを理解していただくことも、これからのペットとのつながりやペットを家族の一員として迎えることに意味を成す事であると信じています。
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